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クリスマス

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今日は配達でお客さんがサンタの格好をして出てきました。表情も明るく、なんの恥ずかしげもない様子だったのでこっちも、サンタさんを相手に接客をしている、ということを意識していました。気づけばクリスマスもいつの間にか終わっていました。元からクリスマスには懐疑的だった人間だったのですが、この歳になってクリスマスの日も悪くないと感じるようになりました。まあ過ぎていたのですが。

抽象と具体

岡本太郎だったと思うのですが、私たちは抽象と具体との狭間で生きているという文章を読んだことがあったのですが、読んだ当時は理解することができず、モヤモヤした感じが残っていたのですが、最近になってようやくその意味がわかってきた気がします。配達をしているとたくさんの風景や人、ものが通り過ぎて行きます。なのでよくこれらは一体なんだろうと考えることがよくあります。もちろんそれらの名前を答えて当てはめることはできるのですが、それが一体なんなのかよく考えてみるとわからなくなってきます。例えば車、みんな何気ない顔で運転しているのですが、実際にその車がどのような仕組みで動いていて、どういう物質で構成されているのか理解して運転している人はほとんどいないと思います。ただみんな、車はアクセルを踏んだら動いて、道路を走って、目的地に到達する手段だと認識しているに過ぎず、車とは果たしてなんなのかを知っている人はいないのではないかと考えます。これってものすごく抽象的なことだというように気がつきました。どこからが具体的でどこからが抽象的なのか、その判断は難しいところだと思うのですが、突き詰めれば全部抽象的だと考えることができます。なぜかというと、車は抽象的なものですが、それをどんどん具体的にしていくと物質に行き当たり、この物質がそもそも抽象的だと考えることができます。科学ではこれがなんなのかわかっていないからです。科学はなぜ?という疑問はタブーとされています。どのように構成されているのかは観察によって答えることはできるのですが、なぜ存在しているのか、これに答えることはできないからです。岡本太郎はこの突き詰めれば全部抽象的という事実と、人間がそれだと脳が認識するためにかけるコストが大きくなってしまうのでなんとなくで認識してしまうことによって生じる具体との間に生きているということなのではないでしょうか。結局何が言いたいのかというと、世の中思っているよりヤバイということです。とんでもない世界に住んでいることを改めて感じました。

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