今日コンピュータの本を見ていて改めてコンピュータの発展速度の異常さに驚きました。そもそもコンピュータはなぜ出てきたのかというと、数学の計算に使うためで、人間にできない計算を機械にやってもらおうという考えから作られました。最初のコンピュータは機械仕掛けの歯車で作られていて画像で見てみるとこれがコンピュータか、と笑ってしまいます。その計算スピードは遅く、より複雑な計算をさせるにはさらに複雑な作りで実用的ではない大きさと複雑になってしまうのでコンピュータの発明は進みませんでした。そこからテクノロジーが発達して真空管が登場してこれをコンピュータに組み込ませることでより早く簡単に計算させることが可能となったためここらでコンピュータが加速度的に発達することになります。そのきっかけが1946年に世界で初めての電子式コンピュータであるエニアックの登場です。この登場のきっかけが第二次世界大戦で爆弾の着地点の計算を初め人間にはできない計算をする必要が出てきたためコンピュータ開発の分野に多額の費用を投入することでコンピュータが発明されたのです。なので今これだけコンピュータが発達して便利な世の中になっているのは実は戦争のおかげでもあるのです。戦争は二度と繰り返してはならないものですが、経済的な観点で見ればお金がどんどん使われて強制的に富の再分配が起きて貧富の格差がなくなるという側面もあります。戦争がなくなった結果、貧富の格差が広がり現在に至っています。現在行われているマーケティングは小さな戦争という見方をすることができ、富の再分配は累進課税が当てはまります。ただこれだと弱く格差がどんどん広がる一方です。話がそれたので戻すと、コンピュータのはつめいも戦争の産物だということがわかりました。エニアックは長さ45メートル高さ3メートル、幅1メートル、重量30トンというとほうもない大きさです。それが今タイプしている超薄型の機械になっておりさらに性能も優れているので、大きければいいというものではない、という言葉が頭に浮かび上がります。あと驚いたことが世界中のネットワークが構築されたのが1970代だということです。ブラウザでわからないことがあれば検索して調べるということが当たり前になっているのですが、最近すぎませんか。コンピュータの成長速度は普通の産業の7倍と言われていますが、それについていこうと人間の脳味噌も処理速度が早くなっていくでしょう。そうしたらば古き良き日本の精神と言ってしまえばあれですが、そういう豊かさがなくなって、いや、その豊かさを処理するスピードが早くなるだけでその分豊かさが増える可能性もありますね、そもそも豊かさってなんだろうと考えないといけないというところで今日はこの辺にします。
コンピュータは割と最近出てきた
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執筆者:hyou