今日はテックキャンプのメンバーとご飯を食べに行ったのでその話と読んだ本の話をします。
生命とは
生物学者の福澤伸一さんとエッセイストの阿川佐和子さんの対談する本で生物がエントロピー増大の法則に抗って秩序を保っているということを学びました。そして、生化学者のシェーンハイマーは生命を、『動的平衡にある流れ』と定義しました。
エントロピー増大の法則とは
そもそもエントロピーとは無秩序を表す物理量のことで、熱力学における不可逆性を数値化したものです。例えば、水槽にたまった水にインクを一滴たらすと全体に広がっていきます。これがエントロピーが増大しているという風に定義します。自然は常にエントロピーが小さい状態から大きい状態へ変化します。鉄であれば放っておけばどんどん錆びていきますし、机だって痛んでいきますし、元の状態を保つことができないのです。しかし生物はこの法則に反していて、年月がたってもその秩序を保っているのです。
動的平衡とは
エントロピー増大の法則は容赦無く生体を構成する成分にも降りかかります。これを回避するには秩序が壊れてしまう前に次々と再構成するしかなく、生命が取った方法はエントロピーの増大そのものを流れの中に組み込むことなのです。例えていうならば、川自体は秩序だって見えるのですが、川を構成している水は次々と流れています。これと同じように生命は遺伝子を自己複製して体の内側から再構成していくのです。
松原さん
テックキャンプで一緒に学んだ人がたまたま姫路に仕事があったのでご飯にいくことになりました。この人は就活支援を受けずに企業する道を選んでいて、それを有言実行されていました。テックキャンプを終えた後もすぐにフリーランスとして稼ぐことに特化したサービスを利用して学習を継続されていました。そこでは合計7万円ほど支払ったのですが、今は一月で20万円稼いだので13万プラスだとおっしゃっていました。すぐに切り替えてお金に変えることに行動を写し、それを実行させていたのですごいと思いました。さらにそこから自分のサイトを立ち上げて他のメンバーと一緒にアパレルブランドを立ち上げて違う分野でも利益を上げようとしているところもリスクを分散していていい点だと思いました。
そこから学んだこと
とりあえずやってみてダメだったら次へ挑戦して、好きなものがあれば続けると、本や動画で何度も聞いたフレーズをおっしゃっていました。自分にできないことがあれば他人に任せ、できることをやるというのも合理的で長い目で見ても一番効率が良い方法だと思いました。今回学んだことは、行動すれば何か結果が出るということと、継続は最重要ということです。何回も聞いたことのあるセリフですが実際に結果を出している人の話を聞くのとは雲泥の差があります。
どう活かすのか?
この話を聞いて自分は就職が決まらずダメなやつなんだと思うのではなく、自分なりの人生を考えていきたいと思いました。松原さんは高卒で学歴コンプレックスがあり、自分が起業して社長になればそういうコンプレックスを抱いている人たちもやる気を出してくれるように他人に少しでもプラスの影響を与えられれば良いと考えていました。これをモチベーションに起業を考えていて、行動して結果お金をもらえて、自分自身も楽しいという流れです。成功する人はきちんと目標を立ててそこから逆算をして積み重ねているということを再度確認しました。この話を聞いて自分もやってやるという気にはなりませんでしたが、いつまでもぬるま湯に使っているわけにはいかないとは思いました。正直考えても考えても結果はでないことは目に見えているので若いうちは行動することが大切だということに気づかされました。行動、継続、この二つは大事にしようと思いました。