ついに明日から仕事が始まります。今の気持ちは不安しかありませんが、まずはどうにでもなれという気持ちでいきたいと思います。まだどのような問題が巻き起こるのか予想ができないのですが、それがわかってきたら具体的な対応策を考えていきたいと思います。今日は会社でやっていくために思考力を鍛える本を読んでいました。
本質を見極める
今日読んだ本は大体同じ内容のものが多かったのですが、一番しっくりきたと思った事が本質を見極めるというものです。それでは本質とは一体何なのかと考えると、その物事の根本的な性質とあります。これを言い換えるとその物事がなぜ存在しているのか、に行き着きます。この本質を見極めることは問題解決において最重要項目なので、具体的にどのように本質を見極めるのかをみていきたいと思います。ここでは哲学の概念から10この最重要項目を取り扱います。
1、カテゴリー
物事を階層的に分類します。そうすることで考えるべき物事と他のものとの位置関係が明確になります。
2、主観と客観
対象を主観と客観に分けて考えます。
3、時間と空間
時間軸と空間軸を使って表すことによってその対象の変化を知る事ができます。
4、イデア
プラトンは目に見えているものはイデアという物事の影にすぎないと説きました。その対象のイデアが何なのか考える事が重要です。
5、運動として捉える
一見止まっているものでも運動していると考える事でいつもと違った見方をする事ができます。例えばみちに咲いている花をみてみて長い目で見れば枯れていきます。これを運動と捉えることによってその花の違った姿をみる事ができます。
6、弁証法
矛盾を受け入れてそこから新しい考えを発見する方法です。例えば美しい花があります。その花はいつか枯れてしまい、美しくないものになってしまいます。しかしその花は次の世代に種子を残し、また新しい美しい花が咲くことになるでしょう。美しい花と枯れる花は矛盾を抱えています。ですがそこから枯れるという行為は新しい子孫を残すための行為だと考える事で新しい考えが生まれる事がわかります。
7、差異として捉える
上の弁証法ではなく違った概念として捉えます。
8、構造主義
ものごとを構造の中で捉えます。
9、因果関係
対象を原因と結果という因果関係の中で捉えます。
10、人間にとっての意味
対象を人間にとってどんな意味を持っているのかを考えます。
対象をこのようにカテゴライズすることによってその本質を見極める事ができるようになります。