東京から帰ってからというもの睡眠時間が多くなってきました。私の平均睡眠時間は八時間程度なのですが、東京から帰ってきてから毎日10時間寝ています。もうすぐ冬眠するかもわかりません。さて今日は朝起きて「経済のしくみ」の続きを読みました。この本はアメリカのスーパーから商品が買われてその売り上げであるドルがどこへいくのかを経済の流れと国際情勢を交えてわかりやすく書かれています。アメリカのドルが中国へ行き、それがナイジェリアに渡り、今読んでいるところははそれがインドへ渡ってイラクに行くところです。インドは人口も多く若い世代が中心なのでこれから経済発展するポテンシャルがかなり高いです。インドはインフラ基盤が整っていない状態でIT化を進める独自の経済成長を遂げているのですが、その結果貧富の格差が拡大しました。インドでは現在5人に1人が一日2ドル以下での生活を強いられています。2000年以降インドの一人当たりの平均収入は過去の3倍に膨れ上がりましたが、これは上位にいる富裕層が収益を上げているだけです。なのでこれからの課題はこの格差をいかに縮め、尚且つインフラを整える必要があります。そのためには石油が必要で、その石油をイラクから安く輸入しているのです。そこでドルはイラクにわたり、石油の話になります。石油は思っているよりも重要で、車や船、飛行機の燃料、さらにアスファルト、暖房、プラスチック、火力発電と考えてみただけでこれだけあ利ます。ちなみに石油とは太古の動物の死骸からできた説と地球内部の物質から生成された説があり、いづれにしても有限の物質であることがわかっています。1日に使用される石油の量は1位がアメリカで2045万バレル、2位の中国が1352万バレル、3位がインドで515万バレル、4位が日本で385万バレルと1バレル約159リットルで、日本でいうと1日に一人あたり6リットルくらい使う計算になっています。普通にそのうちなくなりそうな感じがするのですが大丈夫なんでしょうか。
バイト前にコンピュータ関連の本をみていたのですが、その概要を少し書きます。コンピュータは主記憶装置、制御装置、演算装置、入力・出力装置からできており、0と1だけで様々なことができる機械です。0と1だけで動くので人間より馬鹿なのですが、その規模とスピードでこんな恐ろしい機械になりました。コンピュータに指令を出すためにプログラムを書くのですが、0と1で指令を書くのは無理なので人間が書くことのできる文字を変換させてコンピュータに読み込ませるプログラミング言語が開発され、現在ではパッケージやAPI、クラウドサーバー、DBMS、と便利なものが次々と開発されあまり頭が良くなくてもアプリケーションが作れる時代になりました。今日新しく知ったことはコンピュータの主記憶装置でパソコンで操作する内容を保存しておくのですが、これは電源を切れば全部消えてしまい、もう一回入れ直すとまた0からスタートするものなのです。記憶させておくには保存するという操作をして補助記憶装置に保存させるので、普段何気なくやっている操作がコンピュータの内部でどのように動くのかを考える癖を付けようと思いました。