今日は聴いたアルバムのことと、勉強したことの二つを書きたいと思います。
ラバーソウル
ビートルズの6作目のアルバムです。移動中に聴いていたのですが、やっぱりとても好きだと感じました。ビートルズ中期のアルバムで後期のアルバムに比べれば変革性がないのかもしれませんが、全体を通して心地が良く、自分の好きな曲が良い具合に散らばっていることもお気に入りです。これについては再度聴いて記事に書きたいと思います。
Masala Kiss
このアルバムはGianni Brezzoとcassという人が作成した共同アルバムです。二人とも全く知らないのですが、Gianni Brezzoという人はアップルミュージックのフュージョンのプレイリストで見つけた人です。フージョンというのはjazzとロックンロールをミックスしたジャンルなのですが、ロックのカッコ良さとジャズの良い感じの雰囲気が合わさって最強のジャンルだと思うのですが、最近は何がフージョンで何がロックで何がjazzかよく分からなくなってきました。ジャンルというのは音楽の曲の形式を概念化したものなのですが、それをうまく当てはめることができないのでしょう。この人の曲の何が良かったかというと、自分の求めていたものにうまく合致したというのが正しいのでしょうか、好みに合っていたということです。もう少し詳細を書こうと思うのですが、書く頃には聴いた頃の感覚は忘れてしまっています。今再度聴きながら書いているので少し書いてみると、少し思い出しました、このアルバムはほとんど電子音を使って作られているのですが、この電子音をどのようにして思いつくのかとても不思議に思いました。昔の機械がなかった頃の音楽は楽器という制約はもちろんあるのですが、今の機械を使う制約よりは限定されています。電子音を使った音楽表現というのは素っ裸で大海原に放り出されたような、とても開放的なのですが、何をすれば良いのか分からない、そんな状況なような気がします。そんな中で様々な音楽に触れていく中で、自分のスタイルというものを確立してこのような一貫性のあるアルバムができていると考えると面白いです。今はder daeneという曲を聴いているのですが、これが一番好きです。エレキギターの心地よいリフから始まり、それがずっと続くのですが、その周りを違う、音たちが現れて消えてというのを繰り返して、最後に謎の野外の生活音で幕を閉じます。
電源ユニット
コンピュータの電源ユニットについて学びました。まず最初にコンセントから電気が送られてきてそれがコンピュータの内部に接続されているのですが、最初に送られる場所がEMIフィルターです。ここで電力の変動が取り除かれ、50/60Hzな流れてくる電流をもっと高い周波数にかえるトランジスタに送ります。電流が50/60Hzのままだと変圧する際にもっと大きな変圧器が必要になるためさらに周波数の高い電流に変えることでコンピュータに治るような変圧器を使うことができるようになります。そこから3.3ボルト、5ボルト、12ボルトに高圧される変圧器に送られ、ダイオードで直流に整流され、コンデンサに送られます。電力が必要な際にそこから各々のパーツに電力が供給されます。
電気とは?
前職では電気を扱う仕事をしていたのですが、全く電気のことを理解せずに仕事をしていました。これはまずいことだと思うのですが、電気とはそもそも何かを答えるのは予想以上に難しいようで、その難しさは明治時代の東京大学電気工学科の教授が「電気はエーテルの振動現象で合って、、、」と言葉を濁された程です。電気とは一般に電気エネルギーのことを指す場合が多いそうなのですが、これを理解しなくても人々が不備なく電気を使って生活を営んでいるという状況がとても不思議に思います。電気は熱エネルギーによって発生させられる水の蒸気によってコイルを回転させ電気エネルギーを発生させる火力発電、水の位置エネルギーでコイルを回転させ電気エネルギーを発生させる水力発電、核燃料の核分裂によって発生する熱エネルギー利用して電気エネルギーを得る原子力発電などで生み出されるのですが、色々あって意味わからなくなりそうですが、全部に共通することは磁界の中でコイルを回すと電流が流れるという電磁誘導を利用したもので、原理は自転車のライトがやっていることと同じです。